EMC英会話モチベーション

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あなたの上達を妨げている○○ウィルスとは?

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学校教育によって植え付けられた
2つの”ウィルス”
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前回は、”正解は一つウィルス”の話をさせていただきました。
そして、今日はもう一つの”ウィルス”についてお話します。
 
もう1つのウィルスは
間違えたら評価が下がる」ウィルスです。
 
結論から言います!
 
英会話においては、いくら間違えても
あなたの本質的な価値は下がりません。
 
逆に、間違えれば間違えるほど
あなたの評価は上がることになります。
 
なので、どんどん間違えましょう
というのが僕の結論です。
 
間違えを恐れずに話すことの大きなメリットは二つです。
 
一つは、より経験が積めるということ
もう一つは、間違いに気付く回数が増えるほど、学習チャンスが増えるからです。
 
そんなこと言ったって、
間違えたくないものは間違えたくない
と思うかもしれません。
 
その気持ちはよく分かります。
僕自身も間違えることを恐れて話せなかった大勢の中の一人ですから。
 
では、「なんでそもそも間違えることが怖いのか?」という事をお話しします。
 
多くの日本人は学生時代に、
テストの結果や成績表によって
自分の価値を評価され続けてきました。
 
ほとんどの人が、テストの結果や成績によって
褒められたり叱られたり、賞賛されたり見下されたり
 
または、いい学校に進学しやすくなったり
いい会社に就職するチャンスが増えたり
という現実を見てきたと思います。
                    
つまり、「テストでいかに間違えないようにするかが、いい評価やいい結果、より良い人生に繋がる」
 
というような価値観を持たざるを得ない環境だったわけです。
 
なので、多くの人が
 
間違えることはダメなこと
間違える自分はダメな自分
間違える自分は価値がない
 
というような信念を知らないうちに
少なからず植え付けられてしまっています。
 
 
特に、テストや成績が悪いことで
友達に馬鹿にされたり親に叱られたりして
嫌な思いをした経験が多い人ほど、間違いを嫌う傾向にあります。
 
こういう人は特に、
英会話においても間違えることを嫌うでしょう。
 
間違いを恐れてずっと生きてきたので、
間違えることに人一倍敏感になってしまってるわけです。
 
しかし、「間違えることがダメ」という信念を持ち続けていたら、
いつまで経っても間違いを気にし、
窮屈な思いをしながら英会話を続けなければいけません。
 
何を隠そう、僕自身がずっとそうしてきたので、
あなたには同じ思いはして欲しくありません。
 
ここで僕が言いたいことは、
間違えることに対する“意味づけ”を
変える必要があるという事です。
 
そのためのポイントを3つお話します。
 
 
①みんな間違えまくっているから気にしない!
 
世の中には約17億人のイングリッシュスピーカーがいます。
そして、その中の60%は非ネイティブです。
 
みんな発音も訛りまくり、
文法もしょっちゅう間違えています。
 
それでも、バリバリ英語でコミュニケーションを取っています。
 
つまり結局は、”伝わるかどうか”
重要だということですね。
 
 
②英検1級取った人でも間違えまくっている!
 
僕自身も英語試験の難関と言われている英検1級を持っていますが、
スピーキングの時には文法を間違えることは多々ありますし、
不自然な英語を使うことも沢山あります。
 
でも、ネイティブとコミュニケーションを取ったり
楽しんだりすることにおいては何も支障ありません。
 
そして、それこそが一番重要なことだと思っています。
 
私は英語・英会話を勉強し始めてからずっと
「ネイティブと同じレベルで完璧に話せるようになりたい」
と思っていました。
 
しかし、完璧を目指せば目指すほど
間違えることを恐れて話せなくなるので
途中で「完璧でなければいけない」
という考えを捨てました。
 
そうすることにより、
途端に英語を話すのが楽になったのを覚えています。
 
完璧主義を捨ててからは、
より一層英会話を楽しめるようになりました。
 
 
③間違えることを許容すると成長が加速する
 
僕が1番後悔していることは、
 
「もっと英語を話す環境に沢山飛び込めば良かった」
 
ということです。
 
「間違った英語を話して見下されたらヤダな…」ずっと思っていて、
英語を話す機会から逃げていた頃がありました。
 
しかし、結局他人の間違えにゴチャゴチャ言ってる人は、
「その人こそが、一番間違えることに怯えているんだ」
ということに気づきました。
 
そういう人は伸びない人です。
 
彼らは、自分が間違えを恐れて上手く話せないのに
あなたが間違ってようがなんだろうが英語を話していることに
嫉妬や焦りを感じているだけです。
 
あなたに抜かれてしまう事や
自分より上手く話せる人を見ることを恐れているので
自分の自尊心が傷つくのを避けるために反応しているんです。
 
正直に白状しますと、それは過去の僕です。
 
僕も以前は他の人の間違えを見つけては
 
「あ、この人文法間違えてる。」
「あ、今の発音全然違う。」
 
などと、人の間違えを指摘することで
まやかしの優越感を感じていました。
 
しかし、自分で体験したからこそ分かりますが、
他人の間違いに敏感に反応してあーだこーだ言っていると、
自分自身の間違いにも敏感に反応するようになり、
自分も間違えることが許せなくなります。
 
自分で自分の首を絞めるとはまさにこの事ですね。
 
なので、「自分の間違いも他人の間違いも気にしない
ということが大切です。
 
そんなことよりもコミュニケーションをもっと楽しみましょう。
 
今はむしろ逆に、
間違えてようがなんだろうが
堂々と話している人を見るとカッコいいと感じます。
 
結局のところ、
英語力というのはその人の元々持っている人間力
あってこそ初めて生きるもので、
 
英語ができるというだけでは
殆ど意味がないんだな、と今は思います。
 
どれだけ英語が完璧に話せようが、
人の悪口ばかり言ったり、自慢ばかりしたりしている人には
誰も近寄りたくないですよね?
 
なので、英語力をアップすることだけに囚われてはいけません。
 
英語を使って何をするのか”
“どんな価値を生み出せるようになれるのか”
 
これらを先に見据えて英語を学んでいくことが、
本当の意味での英語力を身に付けることに繋がると僕は思います。
 
間違えることを“当たり前”とし
“正しいよりも楽しい”
追求するようにしましょう。
 
英会話はテストではなく
あくまで“コミュニケーション”の手段です
 
ですので、間違えることで減点されることよりも、
何も話さないことが何よりの減点対象です。
 
何も話さなければ
そもそもコミュニケーションは成り立たないですからね。
 
完璧に言えなくても、とりあえず何か口に出せば
相手は意味を推測してくれます。
 
もし通じたらそれでオーケー、
通じなかったらそれは後で調べればいいんです。
 
それに、どんどん話して間違える経験をしないと、
「あっ、自分は間違えて覚えていたんだ」
ということに気づけません。
 
“間違えてもオーケー”という考えを持てると、
積極的に英語を話す環境に飛び込めるようになりますし
その結果として上達が急激に加速します。
 
完璧主義を捨てましょう。
 
完璧主義は“不安”の裏返しです。
それを捨てないといつまでたっても不安を抱えながら
英会話を続けることになります。
 
“正解はひとつではない”
“正しいよりも楽しい”
“間違える自分を受け入れると、より上達が加速する”
 
是非これらの事を忘れずに、英会話学習を頑張ってくださいね✨

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ちなみに、もしあなたが独学で英語・英会話を習得したいと考えていたら、色々とお役に立てると思います。
 
是非気軽にメッセージをください✨
 
最後までお読みいただきありがとうございました(^^)/
 
これからもよろしくお願いします(^^)
  
英会話学習モチベーター&コーチ
草間 健志